コーポレートガバナンス・マニュアル―21世紀日本企業の条件 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502397004
  • NDC分類 335
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、コーポレートガバナンスを再構築しようとする企業に具体的な指針を提供しようとするものである。特に、第4部で取り上げる「コーポレートガバナンス・マニュアル」の逐条解説が、本書の核心をなすものとなっている。ガバナンス・システム構築に必要な各要素を分析し、ガバナンスとマネジメントの分離という株式会社としてあるべき姿を厳しく追求した基本原則を提示した上で、わが国企業の実情を十分に考慮した現実的な改革への提案を行っている。第2版では、新会社法・金融商品取引法による法改正をフォロー。また新しい調査結果に基づいた、わが国企業におけるガバナンス状況の分析を収録している。

目次

第1部 現代コーポレートガバナンス論(コーポレートガバナンスの意味と意義;コーポレートガバナンスと経営自由度)
第2部 JCGRガバナンス原則とJCGIndex調査(JCGRのコーポレートガバナンス原則;JCGRのコーポレートガバナンス調査;JCGR調査に見るガバナンス実態)
第3部 JCGIndexの優良企業の事例研究(事例研究における基本的な考え方;事例研究の対象企業について;コニカミノルタホールディングス株式会社;株式会社パルコ;オムロン株式会社;帝人株式会社)
第4部 コーポレートガバナンス・マニュアル(コーポレートガバナンス・マニュアル全文;コーポレートガバナンスと経営者の責任体制;取締役会の機能と構成;最高経営責任者(CEO)の経営執行体制
株主とのコミュニケーションと透明性)

著者等紹介

若杉敬明[ワカスギタカアキ]
東京大学経済学部経済学科卒業。東京大学経済学部教授、同大学院経済学研究科教授を経て、東京経済大学経営学部教授(現任)。東京大学名誉教授。専門分野は企業金融、資本市場。郵政行政審議会、社会保障審議会、財政制度等審議会委員。ミシガン大学ビジネススクール・ミツイライフ金融研究所所長。日本コーポレート・ガバナンス研究所(JCGR)理事長・所長。2003年より、大和総研経営戦略研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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