内容説明
本書は、日本企業がIFRS適用に際し、日本基準からIFRSに準拠した財務諸表を作成する際に必要となる組替作業を解説しています。「組替株式会社」という架空の日本企業を設定し、日本基準からの組替について個別の科目ごとに仕訳を示し、試算表を経て完成後の連結財務諸表まで明示しています。第2版では、IFRS第9号「金融商品」、第16号「リース」等の強制適用や日本基準の改正を反映しています。
目次
第1章 IFRSの特徴
第2章 組替仕訳とは
第3章 IFRS財務諸表の作成の準備
第4章 連結の範囲
第5章 個別科目のIFRS組替仕訳
第6章 IFRS財務諸表への組替表
第7章 2年目以降の留意点
著者等紹介
長谷川茂男[ハセガワシゲオ]
公認会計士。前中央大学専門職大学院国際会計研究科特任教授。1974年3月福島大学経済学部卒業。1974年10月公認会計士2次試験合格。1974年11月デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ会計事務所(現有限責任監査法人トーマツ)入所。1994年7月~1998年8月デロイト・アンド・トウシュ・トロント事務所に出向。2006年1月有限責任監査法人トーマツグローバル・サービス・グループグループ長。2010年6月有限責任監査法人トーマツIFRSセンター・オブ・エクセレンスリーダー。2013年9月有限責任監査法人トーマツ退所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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