内容説明
本書はフランス流通の現状と動向についての概観的な考察であるとともに、フランスにおける流通業の多様な営業形態のなかから、中小小売業の代表的な営業形態としてのマルシェを取り上げ、その内容について詳しく述べたものである。
目次
第1部 フランス流通の現状とその政策(わが国におけるフランス流通の研究;EUのなかのフランス流通;フランス流通の現状と動向;歴史的経緯にみるフランス流通;ラファラン法の経緯と影響;フランス流津と都市計画との関わり)
第2部 中小小売業としてのマルシェの経営(マルシェの歴史と性格;流通地位と商人像;マルシェの展開状況;法律と参入条件;非定住商業者の団体活動と地位の向上;マルシェの将来的役割と条件変化;マルシェの最新動向と設備の改善;これからのフランス流通)
著者等紹介
田中道雄[タナカミチオ]
1947年兵庫県生まれ。大阪学院大学流通科学部教授。まちづくりデザイン研究所代表。実践経営学会常任理事、日仏経営学会理事、日本商業学会、日本中小企業学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。