内容説明
見込生産や受注生産、また業種により、企業により、原価計算実務は異なっている。しかし、要素に分解して共通する機能を組み合わせれば、長期的な運用が可能なソフトを低価格で導入することができる。“ノウハウは現場にある”を教訓に、著者は、精密機器や半導体、電機、食品、製薬、機械加工、窯業などの企業に原価計算システムを導入してきた。これらの実績に裏打ちされた経験と、最新会計制度をフォローしたのが本書である。経理マン、システムエンジニアに、システム設計の最重要ポイントを解説する。
目次
原価計算システムの基礎知識
材料費の計算
直接経費の計算
部門費の配賦計算
実際原価の積み上げ計算
月末在庫の残高計算
原価差異
グローバル会計での原価計算システム
計算モデル
アウトプットレポート
パッケージ・ソフトの選定とインターフェース処理
原価計算システム構築手順
著者等紹介
勝本宗男[カツモトムネオ]
1949年長崎県に生まれる。1971年横浜国立大学経営学部卒業。公認会計士二次試験合格後、アーサーアンダーセン会計事務所監査部門入社。1972年同社コンサルティング部門へ移籍。パートナーを経て(1986年)、監査部門へ移籍してビジネスシステム・コンサルティング・グループのディレクター(1990年)。1992年横浜国立大学経営学部会計学科非常勤講師。1993年アーサーアンダーセンを退社して、株式会社マネッジ・ケイを設立。代表取締役となる。1993年~1994年日本情報システム・ユーザー協会情報化対策委員会委員。1996年~2002年國學院大学経済学部非常勤講師。2002年~2005年中央大学アカウンティング・スクール非常勤講師。2019年株式会社マネッジ・ケイ解散(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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