内容説明
決断を迫られた状況を擬似体験しながら考える待望のケース・メソッド授業対応テキスト。新規事業・設備投資・国際ビジネスにおける7ケースを収録。
目次
第1章 意思決定とその影響(決断と意思決定;意思決定のタイプ;意思決定にもたらす影響)
第2章 トップマネジメントの意思決定(戦略的意思決定;経営者のスキルセット;組織行動の引き出し方)
第3章 新規事業の意思決定(新規事業開発のリスク;新規事業の意思決定;事業化の促進に向けて;ケース1 夢の素材フラーレンの商業化―三菱化学と三菱商事によるフロンティアカーボン社;ケース2 家庭用ロボットの市場導入―テムザックのロボリア;ケース3 自動車部品市場へ進出―戸畑ターレット工作所の非鉄鍛造技術)
第4章 設備投資の意思決定(戦略的設備投資;情報化投資;ケース4 新工場の立地選択―新日鉄化学のエスパネックス;ケース5 地図の電子化問題―ゼンリンの住宅地図)
第5章 国際ビジネスの意思決定(国際ビジネス交渉;中国ビジネス展開;ケース6 対中国合弁事業交渉―黒崎播磨の耐火物;ケース7 中国市場における高級ブランド戦略―TOTOの衛生陶器)
著者等紹介
北真収[キタマサノブ]
北九州市立大学大学院マネジメント研究科教授。1954年和歌山県生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻博士後期課程修了。博士(学術、東工大)。二十数年間、オムロン(株)などメーカー、(株)野村総合研究所にて、企画・調査や海外業務に携わる。うち4年間は、中国・北京市に駐在。2004年、北九州市立大学に赴任。専門分野:技術経営論、競争戦略論、中国・アジア経営論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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