内容説明
本書は、買い手企業の担当者がディールを遂行する上でのポイントを時系列で解説しています。第3版は、令和元年会社法改正、第2版以降の税制改正等の制度改正に対応。新制度である株式交付制度については、新たに節を設けて解説しています。また、M&A戦略立案に関する記載の見直し、バリュエーション上の論点の追記など、最新のM&A実務を丁寧に反映しています。
目次
M&Aの進め方
第1部 プレM&Aフェーズ(M&A戦略の立案;ターゲット企業の選定と評価)
第2部 実行フェーズ(フィナンシャル・アドバイザー(FA)の選定
ターゲット企業へのアプローチと初期分析
企業価値算定
買収スキームの検討
交渉
基本合意
デューデリジェンス(DD)
最終契約
クロージング)
第3部 ポストM&Aフェーズ(統合準備;経営統合)
おわりに M&Aに失敗しないために
著者等紹介
木俣貴光[キマタタカミツ]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社コーポレートアドバイザリー部長プリンシパル。早稲田大学政治経済学部卒業。名古屋市立大学大学院経済学研究科修了(経済学修士)。大手石油会社、外資系コンサルティング会社を経て現職。20年以上にわたり、大企業から中堅・中小企業まで、幅広いクライアントに対して、M&Aアドバイザリーのみならず、グループ組織再編、事業承継対策といった資本政策のほか、M&A戦略立案、PMI支援、ビジョン策定、企業再生支援など、資本政策に関連する多様な戦略テーマにかかるコンサルティングを行う。著書に、『M&A戦略の立案プロセス』(中央経済社)(第14回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)などの実務書のほか、M&Aの実務小説『企業買収』(第6回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)(中央経済社)など。コンサルティングに加え、新聞・雑誌への寄稿、執筆、講演、研修などを通じて、M&Aや事業承継対策に関する啓蒙活動に精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちくわ
野副 裕幸