内容説明
本書は、『経営学入門』で示されている戦略経営のパースペクティブに基づいて、まずは経営戦略論の発展の系譜、主要理論についての紹介を試みている。さらに現代企業経営の課題と関連させながら、近年の経営戦略論を検討し、経営戦略と組織のインタラクションの問題、戦略的提携、グローバル化戦略などについて紹介・検討を行っている。
目次
１ 経営戦略論の意義と生成・発展（経営戦略の意義と内容；経営戦略論の生成と発展 ほか）
２ 安定期の戦略論（成長ベクトルと多角化戦略；多角化実行のためのマネジメント）
３ 競争優位構築の戦略論（ポジショニング・アプローチ：競争戦略から競争優位の構築へ；資源ベース・アプローチと能力ベース・アプローチ ほか）
４ 経営戦略と組織のインタラクション（経営戦略論から戦略経営論へ；戦略形成プロセスにおけるマネジメントの役割 ほか）
５ 経営環境の劇的な変化と現代企業の戦略課題（外部資源活用の戦略；グローバル戦略と組織 ほか）
著者等紹介
十川廣國［ソガワヒロクニ］
慶應義塾大学商学部教授、商学博士（慶應義塾大学）。１９４２年大阪生まれ。１９６６年慶應義塾大学商学部卒業。１９７１年同大学院博士課程単位取得満期退学。慶應義塾大学商学部長、公認会計士第二次試験委員、通産省経営力委員会委員などを歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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