内容説明
転換期にある働き方のルールと実効性の高いマネジメントの考え方を解説。本書は、労働時間に関する法的なルールの解説から説き起こし、多様な働き方の基礎となる諸制度の実務ポイント、残業時間の明確な把握と記録、残業自体を減らす施策について解説する。さらには、テレワークや副業などに関連した、ポストコロナの労働時間管理につき具体的に言及する。弁護士に寄せられる実務上の疑問点に明快に答えながら、労務担当者に有用と思われる基本事項を整理している。
目次
第1編 労働時間管理の基礎となるルール(労働時間管理の基本;トラブルになりやすい労働時間の運用 ほか)
第2編 企業が独自に選べる制度(定額残業制;変形労働時間制 ほか)
第3編 ポストコロナの労務と労働時間管理(働き方の変化への対応;新型コロナの影響による休業と会社の賃金支払義務 ほか)
第4編 残業代等の発生を予防する施策(残業代マネジメントの考え方;残業の許可制 ほか)
著者等紹介
西村裕一[ニシムラユウイチ]
弁護士法人デイライト法律事務所弁護士。福岡県弁護士会労働法制委員会所属。福岡県出身。地元である北九州市で企業側の労働問題を注力分野とする。また、FMラジオ局でラジオパーソナリティも務める
鈴木啓太[スズキケイタ]
弁護士法人デイライト法律事務所弁護士。福岡県弁護士会所属。主たる取り扱い分野は、企業側の労働問題を多く扱い、団体交渉などのユニオン対応も行う
竹下龍之介[タケシタリュウノスケ]
弁護士法人デイライト法律事務所弁護士。福岡県弁護士会所属。ハラスメントの問題を中心に、企業側の労働問題を多く取り扱う
勝木萌[カツキモエ]
弁護士法人デイライト法律事務所弁護士。福岡県弁護士会所属。メンタルケア心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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