内容説明
戦略論と組織論が融合した現代の経営学にいたる道筋をたどり、日本企業の事例を多く盛り込みながら、新しい枠組みと論点を提示する。
目次
経営戦略論の発展
現代企業社会における戦略論
組織間関係論の課題と展開
ネットワーク分析の展開―組織間関係論におけるネットワーク分析
成熟産業における企業戦略
地域産業の興亡
組織能力の差別化
自動車のコアテクノロジー―トヨタシステムの危機打開を例証として
高速動態市場における経営戦略―ダイナミック・ケイパビリティ論を中心として
松下電器に見るストラテジック・アライアンスとコンピュータ産業への再参入〔ほか〕
著者等紹介
赤岡功[アカオカイサオ]
1942年生まれ。神戸商科大学卒業、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学副学長、日本労務学会理事などを歴任。京都大学大学院経済学研究科教授
日置弘一郎[ヒオキコウイチロウ]
1949年生まれ。京都大学卒業、大阪大学大学院経済学研究科後期課程中退。京都大学大学院経済学研究科教授
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