内容説明
変革の時代が進む中で、本物の経営のリーダーを目指す。だから、自らの思考の支柱となる経営の理論を鍛え、さらなる学びへと進まなければならない。MBAは、そのためにある。MBAの教室ではいかに学ぶか、何を学ぶか、そのための備えとなる知識や思考方法はどのようなものかを押さえ、MBAで学ぶ学生が、入学前後の助走期間を短縮化し、学びの本格疾走に一気に入ることを可能にすることを目的に編まれた書。
目次
プレMBAの経営学
第1部 いかに学ぶか―経営に理論とデータを活用する方法(俯瞰力と探求力の養成;理論とのほどよい付き合い方;事例に学ぶ知識獲得の有用性;統計学的にデータと向き合う ほか)
第2部 何を学ぶか―経営の主要領域の鳥瞰(マーケティングを俯瞰する;技術経営を俯瞰する;組織論を俯瞰する;会計学を俯瞰する ほか)
MBAの歴史と未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
1
MBAの科目の概要を総ざらいした本。MBAで学ぼうと考えると、学校のHPを見るか、説明会に出るかといったものが、MBAを知るためにあり得る選択肢の代表だと思うけども、結局、どういった内容を学ぶかを知ることなしには、学んだものを実務にどう活かすかという目的意識を醸成することはできないように思う。その観点から行くと、本書はMBAの科目の基礎的な部分をざっとまとめているため、自身が学ぶ目的というのを掴みとりやすい書籍になっていると思う。あとは、実際の体験談をベースに考えていくのだろう。2024/05/26
なかむら
0
2022年75冊目 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ2022/09/11