「敵対的M&A」防衛マニュアル―平時の予防策 緊急時の対抗策

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502376405
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C3034

出版社内容情報

敵対的買収のリスクが高まるなか、自社を守るにはどうすればよいのか?敵対的買収をかけられないための予防策、かけられてしまってからの対抗策がストーリーでわかる。

内容説明

「敵対的買収」は、すでに欧米では経営戦略上の重要な選択肢の一つになっているが、日本ではいまだ実例も少なく、また欧米諸外国との歴史的・社会的背景の違いから、否定的なイメージとともに語られることが多いというのが現状である。しかし、日本の、特に上場会社を取り巻く環境は変化しつつある。経営者は、好むと好まざるとにかかわらず、また、自社が現実に敵対的買収の対象となるかどうかは別にして、「敵対的買収」とはそもそもどのようなものか?「敵対的買収」に対する企業防衛策を導入することについてどう考えるべきか?「敵対的買収」に際してどのような行動をとるべきか?という問いかけへの答えを準備しておかなければならない状況になってきている。本書は、「敵対的買収」に対する防衛策導入の考え方と実務的な対応について、まとめたものである。

目次

第1章 敵対的買収を取り巻く環境
第2章 こんな会社は要注意!敵対的買収で狙われやすい会社
第3章 実例でみる敵対的TOB
第4章 防衛策導入の考え方と実践―米国の経験から
第5章 敵対的TOBをかけられないためにしておくこと(平時の予防策)
第6章 ストーリーでわかる「ある日突然TOBをかけられたら」(有事の対抗策)
第7章 もう一つの有事 プロキシー・ファイトという経営権獲得手法
第8章 防衛成功の鍵とは?
第9章 買収者からみた敵対的買収の局面

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

9
敵対的買収の概要と防衛策について、野村證券のアドバイザーがまとめた本。20年ほど前の本だが、レギュレーションは変わっている(例えば、新株予約権についての記載などはすでに会社法施行時に修正されている)が、根本にある考え方は変わっておらず非常に勉強になる。法的な観点でまとめた本はよくあるが、実務者がアクティビストの行動含め実際の考え方を(一部でも)解説する本は意外と少なく貴重だと思う。近時、ROE8%目標や東証の市場再編等も絡んでさらにアクティビストの動きが活発化しており、改めて振り返る価値のある一冊だろう。2023/02/28

ヒロモ

0
会社よりお借りした。平成16年が初版なので古いって言えば古いが、初心者の私には全体像を把握するにとっても分かりやすかった。平時の備えの大切さも具体例でリアルな時間軸を感じられて良かった。あとはどこから深掘りするかかな。今後の勉強に繋げたい。2019/07/02

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