内容説明
苦況にあえぐ日本経済の再生には、ベンチャー企業の活躍が大きな鍵を握っている。元気のあるベンチャーの創出は、企業内ベンチャー・大学発ベンチャーなど旧来の殻を破った多種多様な起業家によって、盛んに行われている。しかし、資金をいかに集めるかが成功のための第1の関門となることは、従来と同様である。しかし、たとえば商法改正による株式制度の活用により、資金の出し手・受け手双方のニーズに対応した多様な新株の発行が可能になり、また、政府のベンチャー支援も幅広く利用しうるものとなっている。本書は、従来の担保だのみの融資とは一線を画した、新時代の資金調達の戦略・会計・税務を総合的に解説するものである。
目次
第1部 成長ステージで変わる資金調達(成長ステージ別にみる資金調達の手法;各資金調達手法の留意事項;ベンチャービジネスの資金調達・財務戦略;事例に見る再生企業の資金調達)
第2部 資金調達と会計・税務(調達手法別の会計・税務;業種別にみる会計・税務;企業再生の会計・税務)
第3部 ベンチャービジネスへの支援体制(ベンチャーキャピタルの投資戦略;政府によるベンチャービジネスの支援)
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