内容説明
日本企業は新たな事業展開のために、現地法人の新規設立ばかりでなく、既存の中国企業の買収も視野に入れる必要があり、中国現地法人の再編など新たな資本戦略の構築が求められる。本書は、中長期的視点に立ち、今後の中国進出と企業組織再編に不可欠な、日中間にわたる投資、税務、会計の基礎知識を整理したものである。また企業の資本を動かす時に遭遇する、日本と中国の実務上の諸問題を解決するための留意事項も織り込んでいる。
目次
第１章 中国の組織再編
第２章 再編の税務と会計
第３章 資産評価と有価証券
第４章 日本の組織再編税制
第５章 外国税額控除
補章 国有財産権の譲渡
著者等紹介
近藤義雄［コンドウヨシオ］
１９７２年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。１９７４年監査法人勤務。１９７８年公認会計士登録。１９８６年監査法人北京事務所駐在（２年３か月）。２０００年監査法人退職。２００１年近藤公認会計士事務所開業
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