内容説明
コロナの影響で税務調査が減少するなか、相続税や譲渡所得税の調査が厳しくなると言われています。資産税調査の世界は、法人税や所得税と異なり、毎年繰り返す案件ではないため、調査対象となる件数が減る分、対象となった調査は自ずと厳しくなるようです。今まで以上に慎重な選択が望まれます。相続税を中心とした資産税担当の税務調査官を長年経験した著者ならではの着眼力と決して驕らない人柄が多くの相続人から請われています。前著から5年経過し、税理士としての経験も十分に加味された本書は、前著+αの驚きをお届けします。
目次
第1章 耳寄りな話の詰め合わせ
第2章 税務当局の思惑?
第3章 相続税調査の着眼力
第4章 相続税調査のこぼれ話
第5章 贈与税調査の着眼力
第6章 贈与税調査のこぼれ話
第7章 譲渡所得税調査の着眼力
第8章 譲渡所得税調査こぼれ話
著者等紹介
秋山清成[アキヤマキヨシゲ]
1955年(昭和30年)1月15日生まれ、福岡県八女市出身。1973年(昭和48年)3月、福岡県立福島高等学校卒業。同年4月、大阪国税局に採用される。1974年(昭和49年)6月まで、税務大学校大阪研修所(大阪府枚方市)に入校。昭和49年7月から平成27年7月まで41年間、大阪国税局・各税務署および国税不服審判所において、主に資産課税(相続税・贈与税ならびに譲渡所得税担当)の調査等の事務に従事する。この間、銀行・証券会社・医師会およびライオンズクラブなどにおいて多数の講演会講師を務める。2015年(平成27年)7月、明石税務署:副署長で退職。同年11月、姫路市佃町31パークサイドツクダ205にて秋山清成税理士事務所(相続税・贈与税専門)を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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