出版社内容情報
リスクマネジメント、内部統制システム、コーポレートガバナンスを一体に新しい視点を提示。
内容説明
企業の社会的責任(CSR)が問われ、企業価値の向上が求められ、あわせて企業リスクマネジメントが要請されている。それは、いったい何か。企業リスクマネジメントは手法であり、これにより、仕組みとしての内部統制を適切かつ確実に行うことができる。それらが実践され仕組まれる場である企業を、監視制度として枠付けているものが、コーポレートガバナンスである。本書は、企業リスクマネジメント、内部統制、コーポレートガバナンスが一体であることをふまえて、企業リスクマネジメントを論ずる。
目次
リスクテークする事業体
第1部 コーポレートガバナンスとは何か(企業の社会的責任(CSR)と企業価値の向上
内部統制システム
コーポレートガバナンス)
第2部 リスクマネジメントの基礎(リスクとは何か;リスクのマネジメントとはどのようなことか)
第3部 企業リスクマネジメントの展開(企業リスクマネジメントの基礎;リスクの確認(明確化)
リスクの測定・評価、リスク対応策・コントロール策 ほか)
CSRをふまえた企業価値向上のリスクマネジメント
著者等紹介
吉川吉衞[ヨシカワキチエ]
1944年新潟県生まれ。1967年中央大学法学部卒業。1973年同大学大学院法学研究科博士課程退学。大阪市立大学大学院経営学研究科教授、博士(商学)。中国福州大学客座教授。日本リスク・プロフェッショナル学会会長。(財)関西生産性本部CSRコンプライアンス研究部会座長。国土交通省近畿地方整備局発注者綱紀保持委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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