内容説明
本書は、IT革命を推進している経営情報理論との学際的融合化を目指した新しい経営学のテキストである。このため、経営学の内容を網羅的に取り上げるのをさけて、経営学を学ぶにあたっての入門的な分野となる戦略論や管理論、組織論などに加え、コーポレート・ガバナンス論やベンチャー企業論、経営情報システム論など、現代の経営学に求められている分野についても取り上げており、これだけは初心者に学んでもらいたいと考えられる基本問題のみを簡潔にまとめた。
目次
第1章 経営学の成立と発展
第2章 企業成長と日本的経営
第3章 コーポレート・ガバナンスの変遷と現状
第4章 経営戦略の概念と事業構造
第5章 競争優位と経営資源の展開
第6章 経営計画とコントロール
第7章 組織編成と動機づけ
第8章 ベンチャー企業とファイナンス
第9章 意思決定と経営情報システム
著者等紹介
市村昭三[イチムラショウゾウ]
九州情報大学副学長、九州大学名誉教授、商学博士。1928年福岡県に生まれる。一橋大学商学部、同大学院商学研究科博士課程修了後、西南学院大学商学部教授、九州大学経済学部教授、福岡大学商学部教授を経て、現職
井上善海[イノウエゼンカイ]
九州情報大学経営情報学部助教授、博士(商学)。1954年佐賀県に生まれる。神奈川大学法学部卒業。経営コンサルタント等を経て、福岡大学大学院商学研究科博士課程修了後、現職
須本隆幸[スモトタカユキ]
九州情報大学経営情報学部助教授。1952年福岡県に生まれる。福岡市役所を経て、福岡大学商学部、同大学院商学研究科博士課程修了後、現職
徳重宏一郎[トクシゲコウイチロウ]
九州情報大学経営情報学部教授、青山学院大学名誉教授。1933年山口県に生まれる。早稲田大学商学部、同大学院商学研究科修士課程修了後、西南学院大学商学部助教授、青山学院大学経営学部教授を経て、現職
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