内容説明
本書は、M&Aの各種手法について、手続から事後対策までを「マニュアル形式」で解説することを第一義とするものである。経済構造変革期における経営戦略とM&Aの関係を新しい視点から捉え、その重要性を示す。株式取得・合併・営業譲渡など従来型M&Aに加え、株式交換・会社分割など新しい法制度について事例を交えて解説する。株式評価、合併比率、株式交換比率、分割比率などM&Aに関係する「企業評価」の方法について詳説する。買収相手の選定、資金調達など進め方の実際など一連の流れについても著者のノウハウを活かしたわかりやすい説明が施されている。
目次
第1部 企業を取り巻く環境変化とM&A(経済構造変革期におけるM&Aの役割;M&Aの動向)
第2部 M&Aの実務と企業評価(M&Aの制度と会計・税務;企業評価)
第3部 M&Aの進め方~相手先の選定から最終契約まで(M&Aの進め方;買収資金の調達方法)
第4部 経営戦略とM&A(M&Aの利用形態;売手・買手の視点からのM&Aの類型)
著者等紹介
鈴木義行[スズキヨシユキ]
公認会計士、中央青山監査法人代表社員
安井淳一郎[ヤスイジュンイチロウ]
公認会計士。2001年3月までプライスウォーターハウスクーパースの財務コンサルティング部門に所属。2001年4月より株式会社ヴィーナス・ファンド代表取締役
越智多佳子[オチタカコ]
公認会計士有資格者。2001年3月までプライスウォーターハウスクーパースの財務コンサルティング部門に所属。2001年4月より独立
岡田昌也[オカダマサヤ]
公認会計士・中央青山監査法人
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