百貨店返品制の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 489p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502367106
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C3034

内容説明

返品制と百貨店の経営危機との因果関係を明確に指摘し、百貨店は危機に直面したいま何をなすべきか、転換期に立つ納入業者はいかなる行動をとるべきかという経営行動指針も提示した。

目次

第1部 百貨店返品制の静態分析(百貨店返品制関連諸概念の点検―返品制とは、いったい何か;百貨店の衣服返品実態―百貨店の衣服納入業者に対する返品は、現実にはどうなっているか;百貨店返品制の起源―百貨店の返品制は、いつ、いかなる背景の下で登場してきたか;百貨店返品制の成立因分析―返品制が日本の百貨店で主たる取引慣行になったのは、いかなる事情のゆえか ほか)
第2部 百貨店返品制の動態分析(アパレルメーカーの躍進―リスクとコストを押しつけられた納入業者は、不採算経営に転落したか;百貨店の凋落―リスクとコストを免れた百貨店の収益は増加に転じたか;百貨店二正面作戦の挫折―売場貸し業に転落した百貨店の収益力回復は可能だろうか;返品制による市場需要の抑制―返品制は商品の市場需要を抑える作用をはたしていないか ほか)

著者等紹介

江尻弘[エジリヒロシ]
昭和7年出生。昭和32年東京大学法学部卒業。昭和32年~41年東邦レーヨン(株)勤務。昭和41年~53年(財)流通経済研究所勤務。昭和45年~60年立教大学社会学部講師。昭和52年~平成8年早稲田大学システム科学研究所講師。昭和54年マーケティング・サイエンス研究所設立、現在、代表。昭和56~平成8年明治学院大学講師。昭和62年~平成8年徳島文理大学短大経営情報科教授。平成8年~平成14年流通経済大学流通情報学部教授。平成11年(株)マーケティング・インテリジェンス共同設立、現在、会長
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