内容説明
本書が対象とするのは、主に社会科学系の大学院学生やポスドク、大学・研究機関に就職して5、6年程の若手研究者(主に20代半ばから30代半ばのEarly Carrier Researcher:ECR)で、アカデミック・コミュニケーションの基本について解説しています。さらに中堅の研究者(ECR後の30代後半以降から40代後半)にとっても、これまでを振り返り、戦略を練り直すきっかけに。論文の書き方や学会での発表の仕方などに関するテクニカルな部分に焦点を当て解説することにとどまらず、アカデミック・コミュニティで共有されている基本的な考え方や作法にも触れ、さらにそういった場にいかにコミットしていくかということも説明していきます。
目次
0 アカデミック・コミュニティへの招待
1 あらためて、大学とは
2 大学教授の仕事とは―研究・教育・大学運営・社会貢献
3 研究とは
4 論文の書き方、Journalへの投稿
5 学会やセミナーでの研究発表
6 グローバルなアカデミック・コミュニティ
7 海外での適応力、変化へのチャレンジ
著者等紹介
谷本寛治[タニモトカンジ]
早稲田大学商学学術院教授。一橋大学名誉教授。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。経営学博士(神戸大学)。一橋大学大学院商学研究科教授などを経て、2012年より現職。学会「企業と社会フォーラム」(JFBS)会長。客員教授:Free University Berlin,National Taipei University,Cologne Business School,Parahyangan Catholic Universityなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハナさん*
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- 和書
- めがねなんか、かけないよ