内容説明
企業が直面することが多いさまざまな法律を、その成り立ちについて歴史的な経緯から説き起こして紹介。企業が直面する最新の事件を取り上げ、それに対する法規制が原理としてなぜ必要となったかを検証し、それを社会はいかに織り込んでいくべきかをリスクマネジメント、調和、公平性、自制などのキーワードを用いて配属したての法務部員にもわかりやすく解説する。
目次
1 総論(法律の成り立ち;企業法務のもつ利便性および危険性)
2 各論(組織法制;営業法制;国際的な規律;新たな法制の必要性)
著者等紹介
金原洋一[キンバラヨウイチ]
昭和25年神戸生まれ。昭和50年北海道大学法学部卒業。平成19年筑波大学大学院博士課程(経営・政策研究科)単位取得退学。長らく、海運会社の法務部門で企業法務に携わる。現在、関西学院大学(非常勤講師)、立正大学(非常勤講師)、産業能率大学(非常勤講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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法律の成り立ち:王権神授説→社会契約論 社会学者の台頭:ホッブス ロック モンテスキュー ルソー ブレンターノ:厳密な学としての哲学提唱 企業法務:利便性と危険性 企業法務:臨床法務・予防法務・戦略法務 企業法務とビジネス法務 組織法制:環境法・企業統治・コンプライアンス・CSR・税務・労働法 営業法性:会社法・契約法・私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律・金融商品取引法・知的財産法群・不正競争防止法・仲裁等私的紛争処理手続き 国際的な規律 新たな法性:IT規制・新事業とビジネス法務2020/11/28