内容説明
国際ビジネスに関係した意思決定には、国内ビジネスに比べて多くのさまざまな代替選択肢が考えられる。ビジネスの資産の何が最も価値の創造に貢献するかを選択し、決定するうえでの基準をもつことが不可欠になる。こうした意思決定上の問題解決に焦点をおいて解説した。
目次
第1部 グローバル・ファイナンシャル環境(国際通貨システム;国際収支と国際経済の連係 ほか)
第2部 外国為替リスクの測定と管理(外国為替エクスポージャーとは;トランザクション・エクスポージャーの測定と管理 ほか)
第3部 流動資産の管理と短期資金の調達(流動資産の管理:基本コンセプト;インターナショナル・キャッシュ・マネジメント ほか)
第4部 企業戦略と海外投資分析(資本投資の決定:基本コンセプト;多国籍にまたがる資本投資の進出形態別検討 ほか)
第5部 外国企業の買収と評価(リアル・オプションの分析;資本投資としての企業の合併・買収と評価―基本コンセプト ほか)
著者等紹介
土井秀生[ドイヒデオ]
国際連合本部、J.P.モルガン本社バイスプレジデント、日本信販(株)ボードメンバー、ロンドン・モルガン・グレンフェル・マネージング・ディレクターを経て、1992年(株)土井国際経営研究所代表に就任(現任)。この間、上智大学大学院講師(国際経営)、早稲田大学ビジネス・スクール講師(国際経営ケース・スタディー)、国立ヘルシンキ国際経営大学院客員教授などを経て、94年津田マネジメント・スクール教授(国際経営・戦略)に就任、現在に至る
大柳正子[オオヤナギマサコ]
上智大学大学院国際経営修士課程修了。産業能率短期大学専任講師、ロンドン・モルガン・グレンフェル投資銀行エコノミスト、三井銀行本社投資顧問を経て、現在(株)土井国際経営研究所マネージング・パートナー
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