内容説明
長時間労働の解消のみが働き方改革の目的ではない。社員が高い時間意識を持った働き方へ転換することと、多様な働き方や多様な部下をマネジメントできるように管理職の職場マネジメントの改革を進めるための方策を示す。
目次
序章 ダイバーシティ経営の土台作りとしての働き方改革
第1章 日本の労働時間の変化と現状
第2章 ワーク・ライフ・バランスに関わる労働時間の多様な側面
第3章 企業における働き方改革の現状と課題
第4章 働き方改革の担い手としての管理職
第5章 勤務場所の柔軟化:在宅勤務などテレワーク
第6章 働き方改革と生活改革
著者等紹介
佐藤博樹[サトウヒロキ]
中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)教授。東京大学名誉教授。専門は人的資源管理。兼職として、内閣府・男女共同参画会議議員、内閣府・ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議委員、経済産業省・新ダイバーシティ経営企業100選運営委員会委員長など
武石恵美子[タケイシエミコ]
法政大学キャリアデザイン学部教授。博士(社会科学)。専門は人的資源管理論、女性労働論。兼職として、厚生労働省・労働政策審議会の障害者雇用分科会、雇用環境・均等分科会、人材開発分科会、経済産業省・新ダイバーシティ経営企業100選運営委員会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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K.T
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MBAの課題図書になったので購読。パート毎に違うセンセイが書いたんだろうな、という寄せ集め感が強いまとまりの無い本だった。そのまとめを序章で行っているので、結果としては序章だけ見たら要約されてたね、って感じ。要は、時間削減だけの狭義の働き方改革だけでは不十分で、社員一人一人の生活の充実や、多様な人材の受入れ等も実施知る事で、広義の働き方改革を実施する事が大事だとの事。その為には男性にも育休取らせたり、仕事外で行う研修の補助なんかも行えとの事。うーーん、至れり尽せりですね。やっぱりしょうもない。★★☆☆☆2023/11/07
Go Extreme
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ワーク・ライフ・バランス実現に不可欠な労働時間の多様化と柔軟化 働き方改革と生活改革の好循環 労働時間における変化と正社貝・非正社員の二極化 長時間労働:労働時間の分析枠組み 働き方の方向性:移行と多元化 働き方改革のもとでの人材育成の課題 管理職の基本的な役割:他者依存性 管理職の登用の在り方: ヒューマンスキル重視 働き方改革と生活改革の好循環スピルオーバー:仕事と私生活の相互影響 バウンダリー・マネジメント:仕事と私生活の境界管理 仕事以外の活動の有効性に着目 仕事以外の区分の選好の多様性に対処2020/12/01