内容説明
本書のテーマは、ズバリ「社会保障負担費をいかに減らすか!」にあります。一般国民の大半は余分な社会保障費を支払っています。制度の仕組みがパズルのように複雑に込み入っているからです。余分な社会保障費を支払っていることを認識して、世帯分離のパズルを解いてください。そして、少しばかり行動をおこしてください。そうすることで、家計防衛の可能性が高まります。基本的には、社会保障費を「高所得世帯」から「低所得世帯」に移行できれば、社会保障負担額は少なくなります。その手法が、本書で取り上げる「世帯分離」なのです。本書は、現在の制度に合わせ、2013年に刊行した内容を改訂した最新版です。
目次
第1章 家計防衛の魔法はあるか?
第2章 世帯分離とは何か
第3章 介護保険は世帯分離で負担激減
第4章 国民健康保険の負担も軽くなる
第5章 後期高齢者医療制度と世帯分離
第6章 国民年金の保険料を支払わなくてもよくなった
第7章 雇用保険と第2のセーフティネット
第8章 労災保険は労働者なら誰でもOK
第9章 生活保護・ホームレス・刑務所
第10章 子育て、母子、障害者の社会福祉
著者等紹介
太田哲二[オオタテツジ]
昭和23年名古屋市に生まれる。中央大学法学部卒業。同大学院修士課程修了。杉並区議会議員(10期)OB。「お金と福祉の勉強会」代表。個々人の具体的相談活動に従事。富士政治大学校客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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