内容説明
本書は、実務に携わる方々が有効かつ実務的に、グローバルベースでのグループ経営管理を実践していくのに利用できるガイドブックとして編集している。第1部は管理体制のあり方と課題、業績評価基準はどうあるべきかについて、第2部は標準管理マニュアルの具体的な作成手順と事例を、第3部はグループ経営管理を維持・改善するための仕組みとしての内部監査体制および手法について述べる。
目次
第1部 グローバル事業展開とグループ経営管理(グローバル事業展開とその管理課題;グローバル・グループ経営管理の必要性;グローバル・グループ経営管理の重要課題 ほか)
第2部 「グローバル事業管理マニュアル」の作成と活用(共通するグローバル事業管理の問題点と標準マニュアルによる解決;グローバル事業管理マニュアルの基本的な作成手順;ポリシー・マニュアルの具体的事例 ほか)
第3部 グローバル・グループ事業に対する内部経営監査手続(従来の内部監査の限界と今後期待される内部監査機能;リスク・アプローチとしての経営リスク監査の必要性;各内部監査チームに対する具体的経営リスク監査マニュアルの作成と実践 ほか)
著者等紹介
鈴木輝夫[スズキテルオ]
昭和24年東京に生まれる。昭和48年中央大学経済学部卒業。アーサーアンダーセンアンドカンパニー東京事務所入所。昭和64年英和監査法人(旧アーサーアンダーセン)代表社員就任。アーサーアンダーセンパートナー就任。昭和64年~平成4年アーサーアンダーセンデュッセルドルフ事務所に駐在。平成5年監査法人朝日新和会計社と合併し朝日監査法人となる。代表社員就任。平成9年企業会計審議会幹事となる(平成10年8月まで)。平成11年公認会計士第2次試験委員
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