内容説明
本書は、経営学の科学的な発展について、その基本的な流れを形づくってきた4つの理論的な系譜を取り上げる。第2版では、「企業統治と企業体制」の問題について、新たに書き加えた。
目次
1 経営学の生成と発展―経営における人間中心思考と生産性中心思考
2 経済システムとしての経営―生産要素の結合と企業者職能
3 社会システムとしての経営―経営における組織モデルの系譜
4 技術システムとしての経営―技術の発展と労働の人間化
5 政治システムとしての経営―労働者の経営参加と経営体制
著者等紹介
吉田修[ヨシダオサム]
1938年新潟県十日町市に生れる。1966年神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1966年滋賀大学経済学部講師。1979年滋賀大学経済学部教授。経営学博士(神戸大学)。1999年帝塚山大学経営情報学部教授・滋賀大学名誉教授。専攻は経営学総論・経営学史・経営思想。著書に『ドイツ経営組織論』森山書店、1976年。『ドイツ経営学入門』(共著)有斐閣、1980年。『西ドイツ労働の人間化』森山書店、1985年。『ドイツ企業体制論』森山書店、1994年
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