目次
第1章 AI
第2章 データの価値の高まりと限定提供データの創設
第3章 データに関する権利等と、データの管理・保護
第4章 AI・データ関連契約の類型と留意点
第5章 データ提供契約の条項
第6章 ディープラーニングを用いたソフトウェア開発委託契約の条項
著者等紹介
森本大介[モリモトダイスケ]
弁護士(西村あさひ法律事務所パートナー)・ニューヨーク州弁護士。2000年東京大学法学部卒業、2001年司法修習修了(54期)、2005年九州大学ビジネススクール客員助教授、2007年ノースウエスタン大学ロースクール卒業(LL.M.)、2007~2008年カークランド・アンド・エリス法律事務所(シカゴ・ロサンゼルス)勤務
濱野敏彦[ハマノトシヒコ]
弁理士・弁護士(西村あさひ法律事務所)。2002年東京大学工学部電子工学科卒業、同年弁理士試験合格、2004年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了、2007年早稲田大学法科大学院法務研究科修了、2008年司法修習修了(61期)、2009年弁理士登録、2011~2013年新日鐵住金株式会社知的財産部知的財産法務室出向、2019年~一般財団法人知的財産研究教育財団知的財産管理技能検定技能検定委員。2001~2004年までの3年間、ニューラルネットワーク(今のディープラーニング)の研究室に所属していたため、AI技術についても詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エリナ松岡
8
そもそも法関連は得意じゃないので、読むの大変でした。ざっと見て一番読み物っぽいのを選んだつもりなんですが。最初の60ページぐらいはまさかのディープラーニング解説でして、それはそれで知識の整理に良かったです。それ以降のメインの部分も、何とか本質的な部分は理解できたと思います。2021/06/19
ちくわ
4
AI・データが関係する契約実務の解説がなされる。前半部分は、法的な側面の解説ではなく、そもそもAIに関する概念整理、特に、ディープラーニングやディープラーニング以外の機械学習の説明がなされる。後半は、このような説明を踏まえて、AIやデータに発生する法的な権利の説明がなされ、データ提供契約及びディープラーニングを用いたソフトウェア開発契約の具体的な条項の説明がなされる。本書の特色としては、この前半部分の整理がなされていることだと思う。法的な分析を行う前提としてのそもそも論を学べるのは良い点だと感じた。2021/06/02
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