内容説明
“平和ボケ”の人材に“冷水”を浴びせることはボーダーレスのグローバル社会で勝ち抜くために必須である。ただスポット・ライトを浴びるヒーローやヒロインにだけ注目し、陰でドラマを支える脇役をないがしろにしてよいはずはない。種を蒔き、それを育てている“陰の主役”を「成果主義」はどのように評価しようとするのか。その明確な答えを提示する必要があろう。筆者はそれを「貢献主義」とした。いわゆる“貢献度”をもって評価することによって“陰の主役”にもスポット・ライトを当てようとするものである。
目次
序章 労務管理から人的資源管理へ―環境変化への適応システムの確立
第1章 経営環境の動態
第2章 雇用形態の多様化と人的資源管理の複線化
第3章 採用―採用管理
第4章 活用―異動・配置管理
第5章 育成―能力開発管理
第6章 動機づけ―動機づけ管理
第7章 評価―人材評価管理
第8章 処遇―昇格・昇進管理、賃金管理
第9章 退職―退職管理
第10章 労使関係―労使関係管理
第11章 労働法規―労働法務管理