内容説明
本書は、審査請求の仕組みについて説明します。そして、最新の審査請求の成功例を全14話の税務の冤罪ドラマとして紹介し、その中で、勝敗を決めた納税者の武器を明らかにしていきます。審査請求により、事実の争いを解決し、税務の冤罪を減らせることがお分かりいただけるでしょう。
目次
第1章 審査請求はこんな仕組みです(審査請求って、何ですか?;審査請求が増えています;審査請求は事実で決まる!;審査請求はこんなふうに進みます)
第2章 最新の成功例が示す武器(財産編)(分別管理を武器とした事例;財産管理メモを武器とした事例;債務の支払を拒否する理由を武器とした事例;契約解除に関する理由を武器とした事例;税務調査に協力的な態度を武器とした事例;税務の素人であることを武器とした事例;税務申告の経緯を武器とした事例)
第3章 最新の成功例が示す武器(取引編)(取引の相手方のご協力を武器とした事例;後出しジャンケンを武器とした事例;契約書の定めを武器とした事例;ビジネスモデルを武器とした事例;自分の説明と違う客観的事実を武器とした事例;経営の実態を武器とした事例;ビジネス上の目的を武器とした事例)
第4章 争えば税務はもっとフェアになる
著者等紹介
北村豊[キタムラユタカ]
弁護士・税理士・ニューヨーク州弁護士。長島・大野・常松法律事務所(2000~2009年)、金融庁(金融税制室課長補佐。2009~2012年)、EY税理士法人(2012~2013年)を経て、2013年に日本初のBIG4系法律事務所としてEY弁護士法人をゼロから立ち上げて、仲間を集めた(2013~2017年)。その後、デロイトトーマツ税理士法人(2017~2020年)を経て、現在はDT弁護士法人のパートナーを務めている。京都大学法科大学院非常勤講師(税法事例演習。2010~2015年)も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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