内容説明
リーン生産に適合的な生産管理会計はどのようなものか。本書は、この問に学術的な視点から答えるため、多くの先行研究やエビデンスを確認し、追加的な分析を実施しながら探求している。生産管理会計がどう発生し、活用・発展してきたかが明らかにされているので、研究書としてだけでなく、生産管理会計の全体像を掴むための教育書としても有用である。進化し続ける生産管理会計の現在地を知るために必読の1冊。
目次
第1章 序論
第2章 標準原価計算によるコントロール
第3章 レレバンスを求めて:配賦計算の精緻化
第4章 リーン生産下における非財務情報の優越
第5章 「利益情報」というもう1つの選択
第6章 実証的会計研究が示唆する原価計算の逆機能
第7章 リーン会計:計算構造とエビデンス
第8章 結論
補章 データおよび分析結果の概要
著者等紹介
新井康平[アライコウヘイ]
1981年愛知県豊橋市生まれ。2004年慶應義塾大学商学部卒業、2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(博士(経営学)取得)、同年甲南大学助教、講師。2012年群馬大学社会情報学部講師、准教授、群馬大学学長特別補佐を経て、2019年大阪府立大学大学院経営学研究科准教授。2011年から株式会社マネジオメトリクス代表取締役社長(2012年まで)。日本管理会計学会理事。『会計科学』編集委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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