退職給付に係る負債と企業行動―内部負債の実証分析

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退職給付に係る負債と企業行動―内部負債の実証分析

  • 野間 幹晴【著】
  • 価格 ¥5,500(本体¥5,000)
  • 中央経済社(2020/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502353017
  • NDC分類 366.46
  • Cコード C3034

内容説明

なぜ、日本企業はリスク回避的・保守的な行動を選択するのか。本書第1部では、内部負債に関する先行研究を敷衍すると同時に、論点の所在を明確にしている。第2部では、退職給付に係る負債とリスクテイクとの関連について実証分析を展開する。第3部は、退職給付に係る負債と、企業の株主還元政策や現金保有との関連について検討し、第4部では、退職給付に係る負債と企業行動について考察する。

目次

第1部 内部負債と論点の所在(内部負債と企業;企業年金をめぐる受給権保護の日米比較;日本企業の実態)
第2部 退職給付に係る負債とリスクテイク(退職給付に係る負債とリスクテイク―退職給付引当金と未認識債務の相違;退職給付に係る負債と研究開発投資―損失回避の利益操作;退職給付に係る負債とイノベーション―出願特許数と被引用特許数;退職給付に係る負債と多角化)
第3部 退職給付に係る負債と現金保有、株主還元(退職給付に係る負債と現金保有;退職給付に係る負債と配当性向;退職給付に係る負債と株主還元額の変更;退職給付に係る負債と株主還元の方法)
第4部 退職給付に係る負債と企業行動(退職給付に係る負債と買収防衛策の導入;退職給付に係る負債が社外取締役の導入に与える影響;退職給付に係る負債とグループからの離脱を伴う会社分割;確定拠出年金の導入が投資・株主還元に与える影響)
長期志向とリスク回避的行動の相克

著者等紹介

野間幹晴[ノマミキハル]
一橋大学大学院経営管理研究科教授。1974年生まれ。1997年一橋大学商学部卒業。2002年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。2002年横浜市立大学商学部専任講師、助教授を経て2004年一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授を経て、2018年一橋大学大学院経営管理研究科准教授。2019年一橋大学大学院経営管理研究科教授。この間、2010年から2011年まで、コロンビア大学ビジネススクール・フルブライト研究員。主要業績:「退職給付に係る負債が業績に与える影響」『會計』第187巻第2号、2015年2月、111‐124頁(2015年度日本会計研究学会学会賞受賞)。「経営者予想発表後のアナリストのハーディングとアナリスト予想の有用性―企業規模の観点から-」『証券アナリストジャーナル』第51巻第8号、2013年8月、88‐98頁(共著、2013年度証券アナリストジャーナル賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tkokon

3
【行動を縛る見えない負債】参加している研修プログラムで事務局(ご本人?)よりいただく。退職給付の負債がかなり、企業の株主還元・イノベーション・将来投資行動と相関関係が強いということがわかる。通常の帳簿に乗る負債よりもさらに「固定的株主還元」を優先し「将来への投資」を抑制する動きが強まるという。実証検証の角度の網羅性・結果の一貫性に圧倒された。ただ、本書を読んだだけでは「第三因子」が存在しないか?という点では完全に疑念が払しょくされなかった。野間先生とちょっと議論してみたい気もする。2021/01/01

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