内容説明
事業承継対策=税務対策ではありません。会社を後継者にバトンタッチした後も、存続・発展できる体制を構築するために、「いつ」「誰に」「何を」「どのように」渡すのかを考えることが、事業承継対策の優先的な検討事項です。未上場企業に対する事業承継コンサルティングを専門に行っている著者が、豊富な経験をもとに、専門用語をなるべく使わずに、事業承継を0からコンサルティングします。
目次
第1章 事業承継対策の基礎(事業承継対策に早期着手する必要性;バトンタッチが遅れた場合の問題点;事業承継対策検討のポイント;社長のイス(経営者としての地位)の承継
事業承継対策は誰の問題か
事業承継対策と相続対策の関係)
第2章 「いつ」「誰に」「何を」渡すのかを考える(「いつ」渡すのかについて考える;「誰に」「何を」渡すのかについて考える;株主についての検討)
第3章 専門家と一緒に考えること―「どのように」について考える(相談相手についての検討;渡すもの(自社株)の価値の把握
自社株を渡す時の負担を小さくすることの検討
自社株を渡す方法の検討
非上場株式等の納税猶予・免除の検討
遺留分対策の検討)
巻末資料:事業承継スケジュール表
著者等紹介
半田道[ハンダオサム]
株式会社クロスリンク・アドバイザリー代表取締役。メガバンク勤務。米国系銀行勤務。株式会社クロスリンク・アドバイザリーを設立し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yep!
0
税理士として色々な本を読みましたが、これはとても価値のある本です。 事業承継の本は、難しいことを難しいまま書いているものが大半です。 この本は、難しい用語について、コンサルタントが経営者に教える会話形式でわかりやすく書かれていますが、内容が初歩的ということではなく、専門的な知識も網羅されているので、ビギナーから、税理士・弁護士、銀行員など幅広く活用できる内容です。 専門的知識だけでなく経営者の想いも描かれており、経営者にお話をする前に読むことで実践に活用できます。 タイトル通りのいい本でした。2021/09/13
ぺっちゃ
0
社長とコンサルとの会話形式というのは分かりやすい設定だと思うが本書は中身がほとんどないので読まなくてもよい。2021/03/03
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