内容説明
本書は、著者の経験を基に、会計事務所での日常業務に有用と思われる不動産取引に係る実務について、基礎的な部分に焦点を絞って整理しています。テーマごとにまとめていますので、実務で疑問が生じたときに、辞書として活用されてもよいかと思います。経験豊富な税理士に有益な内容となることはもちろんのこと、特に、新卒職員や若手職員の手引きとなるよう心掛けています。
目次
不動産の基礎知識
不動産価格
法令上の制限
不動産評価
法務局資料の読み方
役所調査
現地調査
不動産鑑定評価書
不動産取引の会計処理及び記帳方法
不動産取引の消費税
不動産取引の税金
同族間売買
著者等紹介
佐々木重徳[ササキシゲノリ]
税理士、不動産鑑定士、宅地建物取引士。法政大学法学部政治学科卒業。2001年不動産鑑定士登録後、太田昭和アーンストアンドヤング株式会社(現EY税理士法人)を経て、モルガン・スタンレー証券会社(現モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)入社。不動産融資及び証券化業務に携わる。その後、アジリティー・アセット・アドバイザーズ株式会社にて不動産の取得、投資分析及びアセットマネジメント業務に従事。マンション、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設、介護施設等、携わった案件は多岐にわたる。日系最大手の税理士法人相続専門部署では、税務申告(法人税、所得税、相続税、贈与税)、非上場株式の評価、同族間売買・自社株の承継等の資産税コンサルティング業務に携わる。また、税務アドバイザーとしてメガバンクへ出向し、相続・自社株の承継を中心とした富裕層向けビジネスの業務支援、税務相談、行員向け勉強会等に携わる。現在は、税務上の不動産鑑定評価、不動産オーナーの税務申告、不動産の取得・運用のアドバイスなど、「不動産」と「税務」のワンストップサービスを提供している。佐々木不動産鑑定士・税理士事務所代表、株式会社ウェルスアドバイザーズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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