内容説明
実際に活用される17の事例を紹介。ブロックチェーン・ビジネスの最前線に立つコンサルタント等が、自らが推進する国内外のプロジェクトの詳細や知見を盛り込んだ決定版。
目次
第1章 いまなぜブロックチェーンが注目されるのか?
第2章 ブロックチェーンとは何か
第3章 代表的なブロックチェーンの活用事例
第4章 ブロックチェーンプロジェクトの進め方
第5章 日本発の業界プラットフォームを目指して
付録 PaperNetのプログラム開発
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
76
最近フィンテックというよりも暗号通貨の技術的な基礎となっているブロックチェーンについて興味を持つようになりました。フィンテックについてはあまり評価はしなかったのですがこの技術は今後のDX社会にとってはかなり利用場面が多く出てくるのではないでしょうか?あまり本格的な書物は出ていなかったのですがこの本で目からうろこ的な感じを持つことができました。とくに活用事例が17もあり参考になります。一人の人が書くよりもこのようなチームで書かれる本はこのような分野ではいいと感じました。2022/07/21
Melo Chan
2
専門的な言葉が多いのである程度の知識がないと理解しきれない。とりあえず分かったことは、why blockchain問題。何か事業でブロックチェーンを取り扱う時には、必ずしもそれが必要とは限らない。必要性を明確にしなければならない。2020/08/04
micheldujapon
1
IBMが書いたブロックチェーンの本。事例紹介だけではなく、ブロックチェーンを活用したビジネスモデルが成功するための条件がよく整理されていて素晴らしい。ブロックチェーンを活用しなければならない技術的必然性はない、中央集権的なプラットフォームが問題なくワークするのであればブロックチェーンにする必要はない、why blockchain問題に正解はないので結局は熱意、プラットフォーマーになればデータが集まってくるというだけではマネタイズになっていない等々、ぼんやり思っていたことがロジカルに書かれていて非常に納得。2020/10/18