内容説明
働き方改革関連法のうち、パートタイム・有期雇用労働法、労働契約法、労働者派遣法を中心に、いわゆる同一労働同一賃金に関わる法律をわかりやすく解説。同一労働同一賃金ガイドラインや、ハマキョウレックス・長澤運輸事件最高裁判決、さらにその後の下級審判決で示された論点をベースに、正規労働者と非正規労働者の不合理な待遇格差解消をどこから準備し、実際にどう図るのか、さらに、従業員への説明の仕方など、例示とともにわかりやすく解説しています。著者のもとに寄せられた疑問・相談を織り込み、一層具体的になった最新版です!
目次
第1部 概要(改正法の目指すもの;非正規社員の平均年収は179万円;均衡と均等について ほか)
第2部 Q&A編(なぜ同一労働同一賃金の改正が行われるのか;同じ仕事をしているキャリア職とパートタイマーの均等・均衡の判断;「同一性」をどのように判断するか ほか)
第3部 法律解説編(わが国における同一労働同一賃金法制;パートタイム・有期雇用労働法;定年後再雇用者の賃金 ほか)