内容説明
事業を立ち上げて採算に乗せるには戦略が必要ですが、その戦略は誰よりもまず自分自身が納得できるものでなければいけません。そのとおり実行すれば思いどおりに事が進む気がして勇気が湧いてきた。そう思える戦略があれば、矛先も鋭くなり、どんどん先を切り開くことができます。本書ではそんな事業化戦略の立て方を解説します。全体の枠組みはわかりやすく、「何を」「誰に」「どうやって」「いくら」売るかという4つの要素で構成するシンプルなものでまとめてあります。言葉は平易ですが、それぞれの中に工夫が盛り込まれており、この方法を使えば、事業化を後押しする支援に応じ、事業者が自分自身で納得できる戦略ができるはずです。
目次
第0章 事業化と採算管理の重要性
第1章 採算に乗る事業の検討枠組みと工夫
第2章 経営資源を徹底活用する工夫
第3章 財務採算の設計
第4章 事業化後のリスク管理と採算維持
第5章 ケーススタディ
著者等紹介
金森亨[カナモリトオル]
中小企業診断士、証券アナリスト。かな経営研究所代表。1954年北海道生まれ。1978年慶應義塾大学商学部卒業。1978年協和銀行(現りそな銀行)入行。為替・資金ディーリング、海外拠点非日系企業・政府向け融資渉外、国際業務などを担当。春日井支店長、市ヶ谷支店長、旭日財務香港社長、国際業務室長を歴任して2005年同行を退職。為替リスク管理、海外進出、経営企画、知的資産経営を専門領域とする。日本知的資産経営学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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