出版社内容情報
最新の財務諸表を分析して収益性・生産性・安全性・不確実性・成長性の側面から企業評価の実践的手法を解説。第8版では、異なる会計基準を採用する企業どうしの比較が特徴。
内容説明
初版から四半世紀!信頼の「第8版」。最新の財務諸表を分析して、収益性、生産性、安全性、不確実性、成長性の面から企業評価の実践手法を解説。ビジネス・パーソン必携の書として、また大学のテキストとして最適の書。
目次
第1部 財務諸表の見方(財務諸表の役割と仕組み;財務諸表の入手方法;貸借対照表の見方;キャッシュ・フロー計算書の見方;会計方針の注記)
第2部 財務諸表分析の基礎(分析の視点と方法;収益性の分析;生産性の分析;安全性の分析;不確実性によるリスクの分析;成長性の分析)
第3部 証券投資への応用(投資意思決定有用性;株式価値評価モデル;債券の格付けと倒産予測への利用)
著者等紹介
桜井久勝[サクライヒサカツ]
1975年神戸大学経営学部を卒業し、神戸大学大学院経営学研究科へ進学。1977年公認会計士試験第三次試験に合格。1979年神戸大学助手。その後、講師・助教授を経て1992年神戸大学より博士(経営学)の学位を取得。1993年神戸大学教授。2016年関西学院大学教授。2019年公認会計士・監査審査会会長となり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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うぴー
5
財務三表の解説に加えて、企業の収益性や安全性、成長性のような企業・投資家それぞれの視点からの分析手法について網羅的かつ体系的に説明されている。簿記の勉強をしていた際には個々の会計処理に捉われ、またROEや棚残回転率といった用語に触れても相互の理論上の関連性にまで意識が向かず、「木を見て森を見ず」の状態になっていた自分にとっては大変参考になった。2022/01/10
葉
4
桜井先生の本は読んだことがあり、また、学部時代には授業を受けたことがあったような気がする。もう神戸大学にはいらっしゃらないようだ。財務諸表分析については、序盤に簡単な説明、捉え方などが書かれており、中盤からは分析までの道筋や手法が書かれている。学部時代にもう少し財務諸表分析関連の授業を受講・聴講しとけばよかったと後悔している。2020/05/31
僕です
3
なんのために分析してるかよくわからなくなりながらもなんとか最後まで読了。2020/06/27




