ダイエーの経営再建プロセス

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ダイエーの経営再建プロセス

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502336119
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C3034

出版社内容情報

自主再建開始(98年度)からイオン傘下に入る(13年度)までの16年間、じつに多くの関係者が関わったが、ダイエーの再建を果たすことはできなかった。その背景を丹念に解明。

内容説明

ダイエーの経営再建はなぜ不調に終わったのか。ダイエーの再建に携わった当事者でもある著者が、自ら関わった経験や記録をもとに、ダイエーの経営再建プロセスを丹念に解明した労作。

目次

第1章 ダイエーの経営悪化プロセス(使命としてのディスカウント志向;本業の不振(規模の不経済)
グループ事業の不振と過剰債務
環境変化と負のスパイラル
ダイエー経営悪化の構図)
第2章 ダイエーの経営再建プロセス(1)―自主再建から産業再生機構の活用へ(経営再建プロセスの概要;ダイエーによる自主再建;主力銀行主導の再建)
第3章 ダイエーの経営再建プロセス(2)―産業再生機構による再建からイオン傘下へ(産業再生機構から丸紅主導の再建へ;丸紅・イオンの2頭体制からイオン単独の再建へ)
第4章 ダイエーの経営再建プロセスの検証(ダイエー経営再建の評価;ダイエーの経営再建を阻んだ要因;再建関係者の思惑と損得)
終章 ダイエーの経営再建が示唆するもの―今後の経営再建に向けて

著者等紹介

高橋義昭[タカハシヨシアキ]
1978年関西大学経済学部卒業後、(株)ダイエー入社、店舗勤務を経て本社にて予算管理・経営企画等の業務に携わる。2004年同社取締役経営企画本部長。2005年3月同社代表取締役社長代行。2005年5月同社取締役財務経理・総務人事担当。2009年同社常務取締役人事・人材開発、総務・法務担当。2010年5月同社取締役退任。その後、外資系企業勤務を経て、経営コンサルタント業を開業、上場企業の社外取締役を兼職。現在、フロンティア・マネジメント(株)取締役経営管理部長(現任)

森山一郎[モリヤマイチロウ]
1983年早稲田大学第一文学部卒業後、ダイエー入社、店舗勤務を経て本社にて経営企画・事業企画等の業務に携わる。1992年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(修士‐経営学)。1995年ダイエー退社、その後、外資系企業に勤務。2005年千葉商科大学大学院政策研究科博士課程単位取得満期退学。2008年同大学院より博士(政策研究)学位を取得。浜松大学ビジネスデザイン学部准教授。2014年静岡文化芸術大学文化政策学部准教授。2016年同教授(現任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

8
当事者として携わった著者が自身の経験や資料、関係者へのヒヤリングを通して、ダイエー再建までのプロセスを解き明かした本書。中内功と中内家の存在の大きさゆえに自主再建が上手くいかず、主力銀行、産業再生機構、丸紅、丸紅&イオン、イオンとトップが変わるたびに優良資産は売り払われ、ダイエー自体の事業形態が翻弄される様は実に哀れであり、時代に恵まれなかった感は否めない。終章にあるようにダイエーという企業を再建するのか、GMSなどの事業を再建するのか、そこの軸がブレたことが迷走の要因だったといえる。考えさせられた。2024/02/14

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