出版社内容情報
創業以来一度の赤字もなく経営を継続させているアシックス商事の前社長が語る創業の理念経営を継承しつつ、顧客の望む価値・ニーズに向き合う「バリュープロポジション経営」。
内容説明
顧客の望む価値・ニーズに向き合うため、提供する全てのサービス内容やその質・量を見直し、具体的施策を立案・実施し続ける。
目次
序章 「バリュープロポジション経営」とは
第1章 アシックス商事の概要
第2章 健全な利益追求と停滞からの脱却
第3章 社員の意向を汲んだ改革―「会社を変える」ために実施した具体策
第4章 「会社を変える」ための事業改革
第5章 待遇改善・社員満足度向上の成果
第6章 キャッシュフロー経営の実践
第7章 「VP経営」の含意と企業経営への知見
終章 バリュープロポジション経営の有用性
著者等紹介
梅垣和英[ウメガキカズヒデ]
1978年神戸大学経営学部卒業。株式会社アシックス入社。1991年アシックス商事株式会社入社。2003年同社代表取締役副社長就任。一貫して管理畑を歩み、同社の東京・大阪の市場第2部上場他、キャッシュフロー経営を実践。2014年同社代表取締役社長就任。創業の経営理念を継承しつつ、顧客の望む価値・ニーズに向き合う「バリュープロポジション経営」を推進、命令と統制のカリスマ経営とは一線を画するマネジメントを実践し、2017年には最高益を達成。2018年同社代表取締役社長退任。甲南大学大学院社会科学研究科経営学博士課程に入学。2019年同大学院卒業。「バリュープロポジション経営の実践方法に関する研究」にて経営学博士学位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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