出版社内容情報
東アジアには世界シェアが高い産業がいくつも存在し、日本、中国、韓国、台湾それぞれが盟主となる分野がある。この多元化の過程、動向等を14の産業分析により考察する。
内容説明
得意戦略で成長する中韓台企業、活路を模索する日本企業。激変する東アジアの動向を14の産業を通して考える。
目次
東アジア優位産業の新展開:課題と方法
産業の競争優位をどのようにとらえるか
第1部 日本モデルの脱成熟(自動車―企業間の相互学習による共進化;自動車部品―メーカー基準で際立つライバルの存在 ほか)
第2部 雁行形態を超えて(自転車―東アジアの優位性持続と新たな市場の拡大;鉄鋼―日本モデルの成熟化と海外展開 ほか)
第3部 フラグメンテーションと事業システム間競争(液晶テレビ・液晶パネル―モジュラー化と設備投資競争の進展;携帯電話・スマートフォン―ビジネスモデル間の競争と共存 ほか)
東アジア優位産業のダイナミクス:総括と展望
著者等紹介
塩地洋[シオジヒロミ]
京都大学大学院経済学研究科教授
田中彰[タナカアキラ]
京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- ヴィクトリアン・ダンディ - オスカー…
-
- 和書
- 沈黙の王 文春文庫