内容説明
近年、製薬業を取り巻く環境は大きく変化しており、最近では特定疾患領域・技術領域の強化、新薬開発、ソリューションビジネス拡大を目的とした、M&A・事業投資およびアライアンス等が活発に行われています。このため、製薬業の会計・税務は複雑化し、対応すべき論点も多岐にわたっています。本書は、このような製薬業の特徴を踏まえ、会計・税務上の対応が必要となる典型的な論点を、図表等を用いながら、Q&A形式で簡潔に解説しています。またIFRSに関しても、任意適用の拡大を踏まえて、製薬企業の典型論点を中心に重点解説しています。また、この第2版では、収益認識会計基準の導入に伴う製薬業の会計・税務の検討ポイントを詳解するとともに、COVID‐19に関連した実務上の問題についても言及。
目次
第1章 製薬業とは
第2章 会計の特徴
第3章 損益計算書からみた製薬業の会計
第4章 貸借対照表からみた製薬業の会計
第5章 製薬業に特有の個別論点
第6章 財務諸表の分析
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