出版社内容情報
毎年発表される公示地価って何?土地の価格のカラクリって?不動産鑑定士がやさしく解説。不動産関係者必読!
内容説明
2019年より鑑定評価書全面公開!土地価格のインフラ、地価公示から土地の未来が見える。土地を買う人、不動産関係者必読。
目次
1 そうだったのか!土地の価格(土地の価格はどう決まる?;「地価公示価格」ってなに? ほか)
2 そうだったのか!地価公示制度(いつ地価公示制度が誕生したか?;誰が鑑定するの? ほか)
3 そうだったのか!地価公示の見方・活かし方(「土地総合情報システム」はどう使う?;その他便利なサイトは? ほか)
4 そうだったのか!専門家の地価公示の活かし方(税理士は地価公示データをどう使う?;公認会計士は地価公示データをどう使う? ほか)
5 考えてみよう!将来の地価(50年で地価はどう変わった?;最近の地価変動のトピックとは? ほか)
巻末付録 地価公示に関する用語集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんすけ
6
地価がどのように計算され公表されているかなど、地価のあれこれが載っている。鑑定評価書の見方が載っている本はそうないのでは。文章もいたってシンプルでわかりやすい。税理士、会計士、弁護士、市区町村、不動産鑑定士と、地価がどのように利用されているかが職種別に乗っているので面白い。不動産鑑定士協会連合会が発行している本ということで、不動産鑑定士の仕事なども具体的で詳しい。2024/11/07
坂上二郎ラモ
2
途中まで読んで半年以上放置後に読了。地価公示制度のいろはを知るには最適の一冊。「土地の値段とは何なのか?」という疑問に答えてくれるはず。地価公示制度を専門家がどのような視点で仕事の関わりがあるのかも概観できます。とくに不動産鑑定士さんの仕事の一端を垣間見ることができる。不動産実務に携わった経験のある方には理論的な裏付けをきちんと最低限叩き込んでおく意味でも有益。巻末付録の用語集は至便。地価公示価格の7割が固定資産税評価額、8割が相続税路線価は必ず覚えておくべき基本知識。2020/06/06
ディンプル
0
日本鑑定士協会が非専門家向けに地価公示価格の基礎知識を具体例を使いながら記載した本。地価公示価格のの定め方やその使われ方が分かりやすく書かれていた。 2020/10/25
kaz
0
「はじめに」に『これまで「地価公示」をテーマとして出版された書籍を書店で目にすることはほとんどありませんでした。不動産に関する書籍のなかで、部分的に「地価公示」に触れているものはあります。また、インターネットでは…「地価公示」についての簡単な解説が散見されますが、きちんと体系的に地価公示制度を説明しているものは見あたりません。そこで、…地価公示制度に関する分かりやすい書籍を出版します』とあるが、内容は不動産に関する書籍で触れられている部分を抜き出した程度。ただし、説明が簡素な分、分かりやすい。 2020/08/13
Uta Yamacta
0
はじめに(抄) 地価公示についての世間での認知度はあまり高くありません。本書は、「地価公示」という言葉を耳にしたことがあるけれども、内容についてはよく知らなかったという方に向けてわかりやすく解説しています。2020/08/01