出版社内容情報
あらゆる事業・業務分野で問題となる営業秘密保護・漏えい防止のための契約実務をわかりやすく解説。データ保護・利活用を促進させる「限定提供データ」を踏まえた最新版。
内容説明
本書では、「何となく」をなくし、営業秘密の保護にとって必要・十分な秘密保持契約を作成できるようにするために、秘密保持契約の条項を網羅的かつわかりやすく解説するとともに、秘密保持契約を作成する際に知っておくべき知識を整理。第2版では、営業秘密と同様に、秘密保持契約の対象とされ得る「限定提供データ」について概説するために新たに章を追加。また、秘密保持契約の条項の解説において、「限定提供データ」に関する記載等を追記するとともに、初版後の裁判例・実務の動向を踏まえて契約条項の解説を追記。そして、民事裁判の争点において、初版では紹介しきれなかった手続的な側面である、書類提出命令、閲覧等制限、秘密保持命令、国際裁判管轄、準拠法について追記し、さらに、刑事手続について、独立の章を設けるとともに、営業秘密侵害罪も対象となる日本版司法取引についても記載。
目次
第1章 秘密保持契約の作成・交渉
第2章 秘密保持契約の条項
第3章 従業員との間の秘密保持契約に関する留意点
第4章 秘密保持契約を検討する際に理解しておくべき、営業秘密・限定提供データ漏えいをめぐる民事裁判の争点
第5章 営業秘密漏えいに対する刑事的制裁
第6章 限定提供データの保護
巻末付録
著者等紹介
森本大介[モリモトダイスケ]
弁護士(西村あさひ法律事務所パートナー)・ニューヨーク州弁議士。2000年東京大学法学部卒業、2001年司法修習修了(54期)、2005年九州大学ビジネススクール客員助教授、2007年ノースウエスタン大学ロースクール卒業(LL.M.)、2007~2008年カークランド・アンド・エリス法律事務所(シカゴ・ロサンゼルス)勤務。著書・論文多数
石川智也[イシカワノリヤ]
弁護士(西村あさひ法律事務所パートナー)・ニューヨーク州弁議士・Certified Information Privacy Professional/Europe(CIPP/E)。2005年東京大学法学部卒業、2006年司法修習修了(59期)、2015年バージニア大学ロースクール卒業(LL.M.)、2016年ミュンヘン知的財産法センター卒業(LL.M.)、2016年Noerr法律事務所ミュンヘンオフィス出向。著書・論文多数
濱野敏彦[ハマノトシヒコ]
弁理士・弁護士(西村あさひ法律事務所)。2002年東京大学工学部卒業、同年弁理士試験合格、2004年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了、2007年早稲田大学法科大学院法務研究科修了、2008年司法修習修了(61期)、2009年弁理士登録、2011~2013年新日鐵住金株式会社知的財産部知的財産法務室出向。著書・論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鳩とほっとしょうが
まさやん510
ただの人間