CFOを目指すキャリア戦略(最新版)

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CFOを目指すキャリア戦略(最新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502313110
  • NDC分類 336.8
  • Cコード C3034

出版社内容情報

CFOを目指す財務・経理マンを対象に、具体的な職務とキャリア開発に必要なスキルを紹介。AI導入に伴うCFO本部業務の変更など、初版刊行以降の環境変化を織り込んだ最新版。

内容説明

CFOは「企業価値の番人」「企業価値検証人」であり、企業価値に責任を負わないのはCFOではありません。その意味で日本の大企業CFO、財務本部長のほとんどがCFOとは言えないのが現状です。本書は、一流のCFOになるためには、どのようなキャリア形成が必要かを解説したガイドブックです。最新版では、企業価値検証やAI導入に伴うCFO業務への影響、企業不祥事への対応等、初版刊行以降の環境変化を織り込むとともに、キャリア形成上、押さえておくべきポイントを明示しています。

目次

序章 CFOとは何か?
第1章 CFO誕生の歴史的背景とCFOの使命・役割
第2章 CFO本部の職務と求められるスキル
第3章 CFO人材のスキル評価とCFO等級
第4章 CFO人材のキャリア開発
第5章 日本にCFO職位を持ち込んだ投資ファンドのCFO観に学べ!
第6章 企業タイプと求められるCFO
第7章 CFOを取り巻く諸課題と「これからのCFO」
第8章 CFO人材育成のためのビジネス界への提言

著者等紹介

安藤秀昭[アンドウヒデアキ]
東北大学経済学部卒業。1973年川崎製鉄株式会社入社。本社国際部を経て、ニューヨーク大学スターン経営大学院卒業(MBA)。川崎製鉄に復帰し、本社財務部にて国際財務に従事。1992年アメリカン・エキスプレス・インターナショナル入社、財務部長に就任し、CFOを補佐。1995年日本ファイナンシャル・イノベーションズを設立し、ベンチャー企業に対するファイナンス業務支援を開始。自らCFOとして複数のベンチャー企業やMBO企業の経営をサポート。2002年株式会社デルタウィンCFOパートナーズを設立し、社長就任。プライベート・エクイティ・ファンドの投資先へCFOを紹介・派遣ならびにファイナンス業務サポート事業を開始。更に、企業のCFO本部が抱える問題解決事業(コンサルティング)へと拡大。2014年デルタウィンCFOパートナーズ社長を退任し、日本CFO研究所を設立。日本ビジネス界におけるCFOに関する認識の向上、日本企業へのCFO職の導入、CFO人材の育成、CFO人材の地位向上のための活動に入り、現在に至る

服部邦洋[ハットリクニヒロ]
早稲田大学法学部卒業、カナダMcGill大学MBA修了。米国公認会計士。都市銀行を経て、監査法人トーマツに入社。トーマツおよび米国デロイトコンサルティングLLPにて会計・人事コンサルティング、経営コンサルティングに従事。現在は、リスクアドバイザリー新規事業推進の担当パートナーとしてAI導入、データガバナンス、データ分析コンサルティング業務を多数実施。そのほか、アナリティクス、IoT、AIを活用した業務改善や新規事業設立支援、ビジネスモデル提案など技術を活用した経営コンサルティング業務に従事している

内藤裕史[ナイトウヒロフミ]
京都大学法学部卒業。2001年に弁護士登録、2006年に米国Georgetown University Law Centerを修了(LL.M.)、2007年にオメルベニー&マイヤーズ法律事務所に入所。2010年にホワイト・アンド・ケース法律事務所に移籍後、2015年に代表社員としてDT弁護士法人を設立してデロイトトーマツグループに参画。2015年より有限責任監査法人トーマツ法人外監査委員就任(現任)、2016年よりデロイトトーマツグループグループリスク委員会委員就任(現任)、2018年より同グループボード外監査委員就任(現任)。国内外の企業に対し、独占禁止法、不正競争防止法、個人情報保護法、会社法等に関するコンプライアンス、コーポレートガバナンスの構築に係る法的アドバイス、国内外の商事訴訟案件や商事仲裁案件の対応等の法律サービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ

1
CFOを目指す上での、キャリアの作り方やマインドなどがかなり詳細に記されている。印象的だったのは、世界的に見て日本はCFO人材が他国(アメリカ、ASEAN諸国)に比べ少なく、また能力的にも劣っていることが多いらしく、筆者がかなり危機感を持っていることだ。そのため日々の自己研鑽にも、もっと真剣にならねばと思うことができた。CFOを目指す人にとっては必読書だと思う。2021/05/04

R.O

1
CFOの役割や必要なスキルは具体的に何で、それはどのような経験や職歴を辿れば得ることが出来るのかを明確にするために読みました。企業の規模や成り立ち(MBOなのか、ベンチャーなのか、投資ファンドとの関係性など)また、業種によってもCFOに求められるものは変わってくることが分かりました。今自分は大企業の財務部にいますが、ここからどのようにキャリアを形成していくか、というヒントにもなりました。2020/12/20

Yuki Hashimoto

1
CFOに必要なスキルが270個も記載されている。ファイナンス関連と経営企画関連、その他業務でそれぞれ分類されており、CFOを目指しているのであれば必読。 CFOになっている人の現在地把握にもなります。 目指せスーパーCFO2020/10/01

しぶかつ君

0
タイトルに惹かれて購読。 CFOの使命は「資本効率を上げ企業価値を最大化すること、責任業務は「経営企画」と「ファイナンス」と定義。日系企業では財務部長として認識されるが、寧ろ経営企画・管理部長としての側面が強いと。PDCAでいうと、CEOはPlan(経営戦略)に全責任を負い、COOはDoとAction(経営執行)に責任を、CEOはDとAのサポートをしながらCheck(企業価値検証)をすることが役目とされる。(続く)2023/05/26

pikka_bookk

0
外資CFOのように事業の中長期的な成長や短期業績にコミットできる人材になりたいので、いったん経営企画(FP&A)のフィールドで真っ直ぐ頑張りたい。具体的には①経営戦略や事業計画、②企業価値検証、③業績分析・管理、④IR、⑤全社的な重要課題の解決。担当事業の経営者の視座で「事業がどうあるべきか?」を思考し続ける。本業やプロボノ、読書等のインプットを通して専門性を磨き込む。2023/03/12

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