出版社内容情報
企業と消費者の関係や市場経済システムそのものの変化といった大きな潮流の中で、消費者の視点から市場や企業について捉え直し、新しい消費経済学のあり方をデッサンする。
内容説明
現代経済社会を「消費者の視点」で捉え直す新しく実践的な経済学の入門書。
目次
序章 怒りの葡萄
第1章 市場経済システムの論理と倫理
第2章 サステイナビリティの視点
第3章 消費経済学の課題と方法
第4章 企業の役割
第5章 消費者の心理と行動
第6章 市場の機能と消費者政策
著者等紹介
樋口一清[ヒグチカズキヨ]
信州大学名誉教授、法政大学客員教授、内閣府消費者委員会委員。1950年東京生まれ。東京大学経済学部経済学科および同経営学科卒業。通商産業省消費経済課長、経済産業省九州経済産業局長、信州大学経済学部教授、同経営大学院教授、法政大学大学院教授などを歴任。明治大学大学院および中央大学法学部講師。日本消費者政策学会会長。消費者スマイル基金副理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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