出版社内容情報
具体例に基づく20のケースを通して売り手・買い手双方の問題の所在と解決策を見つつ、中小企業のM&Aの考え方、進め方、税務・会計、法務のすべてを凝縮した必読マニュアル。
内容説明
本書は、長年M&Aの現場で企業を支援してきた専門家による、中小企業の事業承継の入門書であり、知識・経験をあますところなく著した実践書です。具体例にもとづく20のケースは中小企業の経営者にとって共感できるものであり、抱える問題点と対応ポイントの解説を通して、スムーズに事業承継に取り組める視点が得られます。また、譲渡先の選定方法やアドバイザーの活用法などM&A全体を概観しつつ、税務・会計、法務といった実務面の対応策についても詳しくとりあげています。中小企業の経営者をはじめ事業承継に携わるすべての人のためのオールインワンハンドブック。
目次
第1章 M&Aをどう進める?何を考える?
第2章 事例でわかる会社の終活―売り手・買い手の対応、税務・会計・法務のポイント
第3章 税務・会計上の問題点と実務対応
第4章 法務上の問題点と実務対応
著者等紹介
福谷尚久[フクタニナオヒサ]
PwCアドバイザリー合同会社・パートナー(M&Aアドバイザー)。国際基督教大学(ICU)卒、コロンビア大学MBA、筑波大学法学修士、オハイオ州立大学政治学修士。株鹿会社三井住友銀行(ニューヨーク)、大和証券SMBC株式会社(シンガポール)、GCA株式会社(中国現法代表等歴任)等から現職に至るまで一貫して、中堅・中小企業の事業承継ほか、国内外の大企業に対して業界再編・事業再生・クロスボーダー・MBO・敵対的買収防衛など多様なM&A案件のアドバイスを行う
土屋文博[ツチヤフミヒロ]
弁護士。中央大学法学部卒、筑波大学大学院博士後期課程単位取得退学(法学修士)。2002年司法試験合格、2004年弁護士登録(埼玉弁護士会所属)。中小企業法務を主に取り扱う傍ら、全国中小企業団体中央会において事業承継問題研究会をはじめとする各種研究会・委員会に委員として参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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