内容説明
ディール固有の事情・制約下で責任者が立ち戻るべき原理・原則。買収価格を正当化するだけの高い業績を、日本企業はどのように担保するか?組織・人事の観点から、クロスボーダーM&Aにおける「経営」と「経営者」の諸問題を解説。
目次
統合しないM&A
第1部 買収先の経営統合と組織統合(買い手の経営意思の実現;現地経営者を最大限に活用する「間接統治」の確立;組織統合の実践と応用)
第2部 海外買収先の経営者の理解と最大貢献の引き出し(買収先経営者の見極めと買い手の決断;買収先経営者のフル活用)
第3部 人事部門とM&A(M&Aの時間軸と人事部門の役割;グローバル経営のスピード感―あるいは「企業文化」序論)