内容説明
本書は、海外取引の経理処理のキホンをケースで解説。一般的によく行われる取引を50ケース厳選して、その際の会計・税務の留意点をまとめています。第2版では、役務提供や知的財産のライセンス契約等で特に論点となると考えられる収益認識会計基準導入や対応する平成30年度税制改正の影響のほか、企業グループ内役務提供(IGS)に関する移転価格事務運営要領の改正等をフォローするとともに、「海外企業から電気通信利用役務の提供を受ける」ケースを追加。
目次
第1部 海外取引の経理実務入門(会計の視点と税務の視点はどう違うか;海外取引はどのように分類するとわかりやすいか;海外取引の経理処理はなぜ難しいか)
第2部 取引パターン別 経理処理のポイント“50ケース”(輸出入取引の経理処理;外貨建取引と為替ヘッジ取引の経理処理;無形資産取引の経理処理;役務提供取引の経理処理;海外出向・海外出張に係る経理処理;資金運用取引の経理処理;税務調査対応に関する経理処理)
著者等紹介
佐和周[サワアマネ]
公認会計士、税理士。佐和公認会計士事務所代表。関西学院大学非常勤講師。1999年東京大学経済学部を卒業、同年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入所。日系グローバル企業や外資系企業の監査のほか、財務デュー・デリジェンス業務や企業価値評価業務等に従事。2008年英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School)首席修了(MBA)。2009年KPMG税理士法人に転籍。日系グローバル企業や外資系企業の税務申告のほか、国内・海外税務デュー・デリジェンス業務や国際税務に係るアドバイザリー業務等に従事。2011年佐和公認会計士事務所を開設。会計・税務・財務の面から、日本企業の海外進出や海外事業の管理をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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