内容説明
本書は、日本学術振興会経営問題第１０８委員会を基盤とする研究グループが、１９８６年から１９８８年にかけての約３年間、経営と文化との関係について、共同研究を行った成果をまとめたものである。
目次
第１部 経営文化の特質（経営文化の特質と展開；経営文化の経営学的意義；経営学における文化観と文明観；経営文化と企業の文化活動；経営文化と経営倫理；経営文化の歴史的展開―西ドイツにおける産学共同）
第２部 経営文化の変容と経営組織（組織文化と管理活動；経営文化の社会的影響とその評価；経営文化と経営教育；アメリカ電信電話株式会社にみる経営文化の変革―規制から競争への経営環境の変化のなかで）
第３部 経営文化と経営職能（イノベーションと企業文化；日本企業の研究開発管理；日本企業の経営財務；わが国企業のマーケティングと経営文化；超電導による交通革命と経営文化）
第４部 経営文化と国際化（経営文化の国際比較；日本企業の海外進出と経営文化；経営文化からみた韓国企業経営）
