内容説明
管理会計を学び、経営戦略を動かす。初めて管理会計の世界にふれる方々を対象に管理会計の基礎について解説。実践的な例題と章末問題により理解を深められる。
目次
戦略を実行するための管理会計の意義
企業の健康診断をする―財務分析と各種の財務指標
年次の利益目標を考える―短期利益計画
利益目標を達成するための計画―予算管理
年次のキャッシュ・フローを考える―短期資金管理
オペレーションの意思決定をする―差額利益分析
設備投資を行うべきか行わざるべきか―設備投資の経済性計算
活動に焦点を当てた原価計算と原価管理―ABCとABM
工場のコストを管理する―原価管理
事業部をどのように評価するのか―事業部制会計と業績評価
事業部制を支える会計手法:振替価格と事業部資本と本社費配賦
小さい組織をどのように管理するのか:ミニ・プロフィット・センターとアメーバ経営
著者等紹介
清水孝[シミズタカシ]
早稲田大学大学院会計研究科教授。博士(商学)早稲田大学(2000年)。1982年早稲田大学商学部卒業。1991年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。1991年朝日大学経営学部専任講師、1994年同助教授、1995年早稲田大学商学部専任講師、1997年同助教授、2002年同教授を経て、2005年より現職。2016年よりめぶきフィナンシャル・グループ外部取締役(監査等委員)。2006年度から2008年度まで公認会計士試験委員。2002年から2003年までカリフォルニア大学バークレー校客員研究員。IMA(米国公認管理会計士協会)東京支部支部長。CIMA(英国勅許管理会計士協会)North Asia Management Accounting Leaders’Think Tank,CGMA100に選出(2017年)
庵谷治男[オオタニハルオ]
東洋大学経営学部准教授。博士(商学)。早稲田大学(2017年)。2005年明治大学商学部卒業。2011年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。2011年長崎大学経済学部助教、2013年同准教授、2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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