内容説明
ME技術革新によって、大量生産を前提とした労務管理のパラダイム自体が大きく変わろうとしている。この労務管理の最先端の変化を、ありのままの事実に沿って把握し、そこから新しい理論を形成することが求められている。本書は、できるだけ多くの事例研究を含めることにより、変化を具体的に明確に記述するように心掛けた。
目次
第1章 ME技術革新と新しい作業組織
第2章 OA化とオフィスワーク
第3章 ME技術革新と高齢化
第4章 技術革新と女子労働者―小売業におけるOA化と女子労働問題から
第5章 ME技術革新と教育訓練―情報処理技術者の事例を中心として
第6章 技術者の労務管理―研究・開発技術者を中心として
第7章 研究開発の人事管理
第8章 技術者と作業者の関係―魅力ある製造現場づくりの可能性